週イチ日記
2016.06.06
世の中について
ここ数年、朝起きたら喉が痛い。ほぼ毎朝喉が痛い。おかげで爽やかな朝とは無縁な毎日を送っていたのだが、先日テレビの健康番組が、そういう人は無呼吸症候群のおそれがあることを訴えていた。寝ている最中に呼吸が止まるというアレである。恐ろしい。喉が痛いのは就寝中に口をぱか〜と開けているから、つまり口呼吸をしているからなのだが、口呼吸をする人に特に多い症状らしい。調べてみると、それ自体は致命的なものではないけれど、色んな不調を引き起こす万病の元的な病気であることが分かった。そして、意外と簡単に解消できることも分かった。就寝中に唇をサージカルテープなどで塞いでしまえばいいらしい。否応なしに鼻呼吸になる。横一文字に塞ぐと、さすがに苦しいので縦に塞ぐとよい。慣れないうちは唇の両端から微かに呼吸できるし、ちょっとミッフィみたいな感じになって、かわいらしい。最初は物凄く息苦しいけど、朝、喉が痛くないし、心なしか目覚めが良い気もする。心当たりがある人は試してみるといいと思う。ただ、唇に傷がある人はやめておいたほうがいいだろう。一晩中唇を密着させるので多分雑菌が繁殖して、傷口が化膿してしまう。おかげで、喉は痛くないけど唇が痛い。結局、不愉快な朝を迎えることになる。世の中は、なかなかうまくいかない。