週イチ日記
2014.07.28
本の選び方について
たとえば、仕事や税金、あるいはパソコンのことでとても困った状況に陥ったとする。何とか解決したくて、書店に足を運んでみる。もしそこで『⚪︎⚪︎のすべて』とか『⚪︎⚪︎がよく分かる本』とか『⚪︎⚪︎Perfect Guide』とかいうお困りのジャンルにぴったりのシンプルなタイトルの実用書を見つけたら、まさに福音だと思いませんか?少なくとも僕はそう思う。問題の半分くらいは既に解決したような気分になる。ところが、家に帰ってじっくり読んでみたら(全然役に立たんな…)ということが多々あった。それらの書籍は、大抵は網羅的ではなかったし、難解だし、全くパーフェクトではなかったからだ。そもそも、軽々しく「すべて」とか「Perfect」とかを使うべきではない。そんなものは、ごく稀にしか存在しないからだ。ではなぜ、著者は「俺に任せておけば大丈夫」的な大上段に構えたタイトルをつけたのだろうか?そこには編集者の商業的な意向が反映されているのではないかと推察する。
「先生。タイトルなんかね、わかりやすくてね、少々大袈裟のほうがね、売れるんですよ。へへへ。」「そんなもんかね。じゃあ今回は、思い切って『100%失敗しない投資術』にしようか。本当にそんな方法があったら誰にも言わないけどね、ははは。」みたいなやり取りがあったのではないか。確かに思わず買ってしまいそうになる。しかし、出版業界が不調である今だからこそ、大盛り弁当と表示して底上げの容器に入れるようなやり方は厳に慎んでいただきたいと思う。出版関係者の方々に猛省を促したいところだが、きちんと中身をみて買えよと言われたら、まあそれもそうだなと思う。中身をみて選ぶのが面倒臭いからといって、タイトルだけで選んではいけない。とは言っても『絶対後悔しない本の選び方』という本があったら結局買っちゃうんだろうな、とも思う。
2014.07.21
あきらめない
日中の暑さがたまらなくなってきたと感じていた矢先に、梅雨明けが報じられました。いよいよ、夏です。子どもは夏休みに入り、できるだけ子どもと過ごす時間を作ろうと、これからいろいろ腐心することが増えてきます。
まずは、せがまれて映画を観に行くことになりました。一度は卒業したはずなんですが、友だちの影響でなのか、またもや仮面ライダーに戻ってきている息子。少し前とは違い、何人もの仮面ライダーがいます。戦隊物と変わらない雰囲気で、少し落ち着きません。そんなことは構わず、息子は食らいついています。テーマは諦めない気持ちでしょうか。「すべてが無駄になるかもしれないのに最後まであきらめない」主人公に動かされる周囲。なかなか、かっこいいんじゃないでしょうか。
普段の生活でも、不確実なことばかりです。相手のないことなら、自分が頑張れば済む話ですが、相手のあることならそうはいきません。より確実に近づける努力をするその姿勢や心が、結果を左右するのではないかと、息子を眺めました。
2014.07.14
ドクターイエロー
ドクターイエローと聞いて、どれだけの人がわかるのでしょう?
・ドクターイエローとは…
正式名称:新幹線電気軌道総合試験車
新幹線区間を検査しながら走行する車両。
車体の色が黄色のため、この愛称で呼ばれている。
2014.07.07
恐怖体験
ある日の明け方、確か5時くらいだったと思います。いつもどおり家のベットで寝ていた時、僕しかいない部屋なのに枕をポンポンポンと叩かれたような気がして目が覚めました。そして、またポンポンポンと叩かれた感じがしました。2回目の時は本当に叩かれていると感じました。誰かいる気配も感じました。左肩を下にして横向きに寝ていたので確認するには振り返らないといけません。その時、振り返って誰かおったら怖いし、そのまま眠りにつこうにも気になって寝られへんしどうしようと考えましたが、意を決して“エイヤー”って感じで振り返ってやりました。誰もいません。ホッと一安心し、また眠りに入ろうと思い目をつぶりましたが、『今のは何やったのか?』、『次は金縛りにあったりせんやろか?』など変なことばっかり思い浮かびます。そんなことを考えているうちに再び眠りに入ってしまいました。次の日の夜も枕を叩かれたらどうしようと正直ビビりまくりでした。単なる気のせいだとは思いますが、今も考えたら不思議な体験でした。