週イチ日記

2013.07.29

目下の楽しみ

購読している新聞紙面に、安野光雅画伯の絵と随筆が度々連載されており、今回は「神話の原風景」というシリーズで、日本各地の神話にまつまる土地の風景とその随筆である。
今までには「日本のふるさと奈良」編と「洛中洛外」(京都)編があり、毎回とても興味深く拝見・拝読している。
初めて安野画伯の絵画展を明日香村の万葉文化館で鑑賞した折、「平家物語」のようなとても緻密な絵から、明日香村などの風景をソフトなタッチで描かれたものまで、その多様さに驚いた。ミュージアムショップでは、子供向けの教材のような絵本から、世界各地の「旅の絵本」シリーズ、草花を描いたものなど数多くの本が販売されていて、2冊購入した。
その上、絵と共に深い教養をほのぼのとした感じの文章に凝縮された随筆に、またとても好感がもてる。
いつか機会があれば、画伯の出身地である津和野にある安野光雅美術館に行ってみたいし、本の数も増やしていきたい。
大正15年のお生まれであるが、これからもますますお元気で、新たな作品を楽しみにしたい。

2013.07.22

帰省の段取り

お盆は実家のある大分県に帰省します。
帰省の手段は、新幹線で北九州の小倉まで行き、JR日豊本線の特急ソニックにちりん に乗り換え、大分駅まで。 約5時間の行程です。
移動時間の長さや混雑は当然大変なのですが、その前段階の切符購入も同様に大変です。
切符は、もより駅のJRみどりの窓口で購入します。乗車券のみですと、前もって購入できますが、指定券は、乗車1ヶ月前の午前10時から発売です。
予約はできません。この時期、YAHOOトピックスによく載っている、『今年の帰省のピークはいついつです』の“超“繁忙期の指定券は、とにかく1分でも早く押さえなければ、5時間立ちっぱなしになってしまいます。
この重要なミッションを遂行するのは、うちの妻です。おっとりした妻ですので、毎度きちんと切符が買えるのか心配です。今回も軽く失敗していました。
「切符買えたで」 13時半。 妻から連絡がありました。
「ほんま。ご苦労さん。ちゃんと買えた?」私が尋ねると、ちょっと間があきます。
「買えたのは、買えたけど、切符はまだ貰えてない」
「どういうこと?」
話を聞くと、2人分の切符の代金は約5万円です。しかし、嫁さんはなぜか3万円しか持っていかず、不足分を払うまで、切符はみどりの窓口預かりになっているというのです。
「3万円!? 足りるわけないやんか。昨晩、5万円以上は持っていかなあかんでって
言っといたやろうに」
「だって、いっぱいお金持って歩くのが怖かってんもん」
なんちゅう理由だと思いました。が、こういうことは、もう慣れました。キャッシュカードも当然持ち歩いていません。とにかく一度帰宅して、もう一度 駅に行かないといけません。往復30分です。
「大変やけど、お金も持って出直し。 ごめんやけど頼むわ」
「分かった~(笑)」 妻の暢気な返事です。
10分後。 「切符貰ってきたで~」 ずいぶん早い連絡です。
「えらい早いなぁ。どうしたん?」
「もしかしたら、お父さんがこの辺でお茶飲んでいないかなぁって思って、電話したら
駅前の喫茶店におってん。お金持ってるって聞いたら、あるぞ!って言うから、貸して
もらった~」
失敗をみごとにカバーする判断です。
「さすが天才」 「そうやねん!」 妻の元気な返事です。
とりあえず、今回も座って帰省できそうです。その後、父に借りたお金もきちんと返したと連絡を受け、帰省の段取り完了です。
今年も、大分県民のソウルフード“とり天“をたらふく食べてこようと思います。

2013.07.15

趣味

皆さんは、私の趣味はこれです!と言い切れる趣味を持っていますか?

趣味は何ですか?と質問されることは日常生活で結構あります。私はこの質問が苦手です。なぜなら私はこの質問に、これが私の趣味です!と言い切れるものがないので、困ってしまうからです。言える趣味がないと、何だかつまらない人間のように思えます(笑)
だから、私の趣味は映画です。読書です。料理です。とはっきり言える人が羨ましいです。
でも決して休みの日など、ぐうたらしてるだけじゃありませんよ。それなりに楽しんで過ごしてます。
では、私は何に興味をもって休みを過ごしているのだろう?と、ふと疑問に思ってしまいました。
気になった映画を見たり、本を読んだり、気分で料理してみたり、友達と何時間も話したり、たまにぐうたらしたりと、趣味がなくてもそれなりに楽しんでいます。

でもやはり、何か一つにはまりたい気がします。順序は逆ですが、趣味を持つ為に何か始めてみようかな。

2013.07.08

歯痛②

 先日、とうとう人生初めての抜歯をしました。親不知です。前日から恐怖で緊張していたのですが、施術は15分程度のあっけないものでした。歯茎から無理矢理引っこ抜かれた僕の親不知は、不均一な形をした、みすぼらしくて薄汚い小石のように金属トレイの上に横たわっていました。でも、もはや永遠に失われてしまったのだと思うと悲しくなりました。それは、遠い親戚が亡くなったことを聞いた時のようなしんみりした気分でした。そして、まだ麻酔の効いてる歯茎を指でそっとなぞってみると、確かにぽっかり穴が空いていることが分かって、なんだかちょっと気分が悪くなりました。まあでも、これで親不知の痛みから解放されるわけだし、と幾分前向きな気分になってきたところで医師が言いました。「来週は患部の消毒にきて下さい。経過が良ければ、隣の歯に虫歯があるので、治療しましょう。」これは、個人的にデンタルループと呼んでいる現象の始まりです。歯科に行くと、次から次へと患部を発見され、末永く通院する状態を指します。この循環を断ち切るには、完全に治療するか、途中で治療を諦めてドロップアウトするかの二択しかありません。しかも、僕は今、腰のヘルニア治療でも通院しています。その辺のスケジュール管理を考えると、なんかもう面倒くさい気分です。やっぱり健康が第一ですね、ほんと。

2013.07.01

五兎を追う

 ここしばらくは朝晩が涼しくて、自宅はクーラー要らずの日が続いています。夏になる前の小休止、体力を温存できる貴重な時期です。万全の体勢で、真夏に向かいたいと思います。
 そんな中、昨日は自治会の活動で朝7:00集合、町内を消火器点検にまわりました。この地に移り住んで15年、自治会のお役に立てるようなことは何も出来ず。ゴルフ同好会に参加したのをきっかけに、防災部に入りました(入れられました)。
 長老方々の中に、ポツンと中年の私ひとり。よく考えれば、これが今の自治会組織のかかえる問題点でしょう。同世代を引き入れて、引き継がないといけないという小さな使命感が湧いた瞬間でした。誰かがしなければならないのですから。2か月に1回ぐらいの定例会、避難訓練や救命訓練、いろいろな活動があるもんです。かたや、今年はたまたまPTA本部役員にもなっており、こちらの活動もなかなか熱心です。同じく、誰かがしなければならないのですから。そのせいか、家族に負担(迷惑)をかけることが出始めてきました。これでは本末転倒です。いけません。相当の覚悟でやらないと、すべてをこなすことができないことを身に染みて感じました。
 去年までは三兎を追うことで、事足りましたが、今年は五兎か六兎ぐらいを追わないといけない状況です。かなり困難でしょう。しかし、人に無理だと言われれば言われるほど、やってやろうと思うたちです。昔からそうです。学生時代に、親友にも語ったことがあります。すぐに「そんなん無理や」と言い返されました。私が言った言葉はこれです。「俺は将来、家庭を大事にする仕事人間になるねん」。
 やってやろうじゃないですか。

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