週イチ日記
2008.11.24
無題
11月も後半をむかえ、まもなく本格的な冬の到来です。急に寒くなったせいか、少し体調を崩してしまった僕ですが、みなさんはいかがお過ごしでしょうか?今年のインフルエンザは強烈とのことなので、体調管理を万全にして無事に年を越したいものです。
さて、私事ですが先日誕生日をむかえ、ふと思ったことがあります。それは、誕生日という一日は本来どのようにして過ごされるべきなのか?ということでした。何も素敵な女性に心のこもったプレゼントをしてもらうとか、大勢友達を呼んでパーティーをするとか、そういうのではなく、もっとささやかで個人的で誕生日的なカタルシスを求めてのことです。
かつての僕は誕生日を心待ちに思う、それはそれは純朴な少年でした。誕生日が11月なので、じきにクリスマスが訪れ、年が明ければお年玉という素晴らしき3ヶ月の始まりを象徴する日だったからです。しかし、高校生も後半になると誕生日とクリスマスのプレゼントが姿を消し、やがて後を追うかのようにお年玉も消えてなくなりなりました。そして20歳をすぎると誕生日が来るたびに、無限にあったはずの時間が有限になっていくようで、いまひとつ祝祭ムードになれず、25歳をすぎた頃には、もはや誕生日は日常に埋没した匿名的な一日になっていました。振り返ると、なにかむなしい…
今年の誕生日は、だから何か非日常を取り入れようと思いました。丸ビルのタワレコでCD7、8枚くらい買ってやって(2枚だけ買った)、隣のビルのシアトルズで一番高いやつ飲んで、曽根崎の寿司屋でウニを食べて帰ろう、それくらいで充分非日常じゃないかと思いました。なのに、シアトルズは満席だしウニは苦かったし、ひどすぎる。
そういうわけで、高い志(?)もむなしく残念な誕生日を過ごした僕ですが、少なくとも記憶には残る一日でした。